木製品を製造し販売する企業として、無駄なく木材資源を活用することと、緑化活動の推進は弊社にとって極めて大切な取り組みの一つです。自然素材を使うことが地球規模の環境サイクルを促すことになりますが、そのためにできることはまだまだいくつかあります。自社の規模に適ったことを丁寧に進めていきたいと考えています。
間伐作業への参加
日本は国土の3分の2が森林で覆われている、世界でも珍しい森林大国です。その多くが建材を目的として植樹された杉やヒノキですが、市場でのバランスの悪さからか林業そのものが事業としての継続が厳しく、その結果手入れがされていない山林が増え続けています。
弊社では社員研修として環境保全や山林でにおける活動として、間伐作業に取り組んでいます。大きな器具や道具を使った間伐材の切り出しは簡単には出来ませんが、皮むき間伐の手法により間伐作業の支援を行っています。
包装資材
木製食器、とりわけカトラリーにおける包装資材は、市場では多くの場合ポリプロピレンを使った透明なフィルム状の袋が一般的には使われることが多くあります。理由として、中身が見えることや防湿性が高く清潔感があるためですが、素材や輸送面におけるコストが低いことも挙げられます。
弊社でも多くの場合はOPP袋仕様が出荷時に求められる環境ではありますが、まずは可能なアイテム群から樹脂製の包装仕様から自然素材へ移管させて参ります。
その第1段としてFORESTABLE OUTDOORシリーズにおける、食器類(カトラリー類を除く)は再生資源となる紙材を使った包装に統一いたしました。今後も一つ一つ包装資材における仕様を樹脂系から紙材へと変更をさせていきます。
弊社の人気のボウル&ディッシュのアイテムも透明のビニール袋から紙製の箱入りの使用に変更いたしました。これによりプラスティック製の袋を使うことなくお客様へのご案内を実現することができるようになりました。また、お店の保管状態もしやすくなり、さらに品質があがるものと思っています。